将棋 藤井聡太7段(しちだん)

藤井聡太さんが、5月18日に行われた、竜王戦5組 準決勝で勝利し決勝進出を決め、来季4組昇級を決めたことにより、

竜王戦2期連続昇級の規定により、7段に昇段されました。

(どうじても 「ななだん」と呼んでしまいそうになりますが、将棋界では「しちだん」と呼称するらしいです)

これに伴い、若手用の棋戦(新人王戦・YAMADAチャレンジ杯・加古川清流戦)の参加資格を失いまして、

現在棋戦が行われている新人王戦は次回 八代弥6段 との対局が決まっていますが(日時は未定もしくは公表されていない?)
トーナメントを組んだ時点では4段だったのですが、

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参加定員・資格

1. 26歳以下(10月1日現在)
2. 六段以下(タイトル戦経験者は除く)

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で、年齢条件は十分に満たしていますが、七段なので来期から参加できません。

YAMADAチャレンジ杯は

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五段以下でプロ入り15年未満の棋士(タイトル戦未出場)、アマチュア選抜1名

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と、いう事で、五月末開幕という事で、藤井さんは2月16日に六段になっているので、今期から参加資格を失いました。

加古川清流戦も、

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日本将棋連盟所属の棋士四段位・奨励会三段位上位者、女流棋士2名、 アマチュア3名によるトーナメント戦

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昨年度(2月1日)に五段昇段を決めたので、参加資格を失いました。

ただし、タイトル戦は現在3つ勝ち残ってまして、

今回の勝利に関わっている竜王戦は5組決勝で石田直裕五段との対戦です。
勝つと決勝トーナメント進出です。
(昨年も決勝トーナメントに進出してまして、五組優勝の増田との対局で29連勝を達成しましたが、つづく4組優勝の佐々木勇気(当時5段)との対局で連勝ストップ。公式戦ではプロになって初めて負け真した。

棋王戦は、予選決勝で、中村亮六段との対戦が決まってます(日時不明)
これに勝つと挑戦者決勝トーナメント進出です。
(昨年も、決勝トーナメントに進出してましたが豊島八段に負けました)

挑戦者に一番近いと言われているのが、王座戦です。
こちらも決勝トーナメントに進出してまして、
次回の対戦は深浦九段と羽生竜王の勝者です。
(昨年度は組み合わせ時にはまだ四段になっていなくて、今年初参戦)

羽生竜王はもちろんですが、深浦九段もA級棋士ですし、どちらが上がってこられても強敵には替わりないですね。

 

名人戦 挑戦者決定

6名によるプレーオフと言う混戦になったA級順位戦

本日、羽生竜王と稲葉八段による決勝戦が行われ、羽生竜王が挑戦権を得られました。

個人的には、豊島八段が王将戦を戦いながら、挑戦者決定戦も四回戦い、過密スケジュールでお疲れ様でした。と申し上げたいです。

将棋界の一番長い日

昨日3月2日の午前9時開始で、将棋界の一番長い日が始まりました。

最後まで残った「久保王将VS深浦九段」の結果が出たのは日が替わって、3日になってました。

https://www.shogi.or.jp/match_news/2018/03/76a_20.html

6勝3敗のお二人が負け、

5勝4敗の3名が勝ち、

抜け番の6勝4敗の1名と合わせて、6名でのプレーオフになったそうです。

「パラマス方式」と言われる方法で

https://www.shogi.or.jp/match/junni/rules.html

第1戦は4日の久保王将ー豊島八段

第2戦は10日 4日の勝者と佐藤九段

この後はまだ未定だそうです。

挑戦者が決まるまではまだまだありそうですね。

ちなみに、3月6・7日(火・水曜日)には、王将戦 第5局が組み合わされており、このカードは久保王将VS豊島八段なんです。